コーディネーションとは、体を巧みに動かす能力のことで日本では、調整力と言われています。
コーディネーショントレーニングのねらいは、脳から体までの回路を作ることです。一度この回路が作られると、あとは体が覚えていて、例えば自転車に乗る、水泳をするなど時間がたっても自然に体が動いてくれます。
コーディネーショントレーニングは、動きのもとづくりで、状況を目や耳など五感で察知し、それを頭で判断し、具体的に筋肉を動かすといった一連の動きの過程をスムーズに行う能力を高めます。
一言でいうと、状況に合わせて「体の動き」や「力の加減」を調整する能力と言えるでしょう。
「運動神経が良い」とか「運動センスが良い」と言われるのは、このコーディネーション力(調整力)がオートマチック的に働くことです。